求人に対する学生からの苦情は多い?

「求人を出してはいるけど、元々1人も採用する予定がない」といった話を聞くことがあります。貴重な時間を割いて就職活動をしている学生にとっては、このような企業はたまったものではありません。

また、「求人に応募して、採用されたが、聞いていた条件とはかなり異なる条件で働かされた」という苦情はかなり多いです。最初から嘘の内容を求人に載せているという企業は論外ですが、中には嘘はついていないものの、巧妙に良い条件に見せているという企業もたくさんあります。

よくあるのが、「月収例30万円」となってはいるが、それは残業代や深夜手当てを含んだ月収だというケースです。実際には基本給は16万円くらいしかなく、たくさんの残業や、深夜勤務をしてはじめて月収が30万円になるのに、まるで基本給が30万円であるかのように求人には書いてあります。

現状、嘘の求人を出したところで、それを取り締まる法律はありません。修正を求められることはあっても、きつい罰則を受けることはありませんので、嘘の求人は出したもの勝ちと考えているような企業もあります。

社会人経験が多い人なら、こういった求人はすぐに見抜けますが、まだ経験の浅い学生は、あっさりと騙されてしまい、本人や親が企業やハローワークに苦情を申し立てるということになるようです。

嘘の求人に騙されたら、苦情を申し立てる側の言い分はもっともですが、現状それを取り締まる法律や仕組みが整備されていない以上、騙されないように気をつけてとしか言いようがありません。契約内容はしっかりと確認しておき、原本を保存しておきましょう。

昔は、正社員として働いて、その会社で一生働くことになるのがあたりまえでしたので、企業側も学生は大事にしてくれました。しかし、現在は、社員を使い捨てるという風潮があることも事実で、労働者側もしっかりと騙されないように気をつける必要があります。

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